女性部では9月14日(水)15日(木)と伊勢・松阪方面へ視察研修会を実施しました。
初日は伊賀市にある老舗の醤油天然蔵「伊賀越」を見学しました。
近年、安価で短期間で製造される醤油が出回っている中、人工的な「加温速醸」を行わず、昔ながらの無添加による天然醸造にこだわり本物の味を貫きとおしている。また地域の特産野菜を活用しての漬け物や佃煮製造も行っている。

二日目に視察しましたのが松阪市にある「松阪エスカルゴ牧場」へ行ってきました。
ここは世界初ブルゴーニュ種エスカルゴの完全養殖に成功した施設でありフランスの高級食材であるこのエスカルゴはフランスでは絶滅の危機に瀕し、生息しているのはごくわずかで、保護育成種指定動物になっています。フランスで食されるほとんどのエスカルゴがアフリカマイマイ」であり、「本物」のエスカルゴである「ポマティア」(エスカルゴの品種)がテーブルに並ぶことはほとんどないそうです。その中で世界でも養殖に成功した例がない最高級ランクの「ポマティア」を蘇えらせた牧場とした偉業としてテレビや新聞でも多く取り上げられとのことです。

ただ、この養殖を成功させるには多くの時間と資金がかかりとても苦労したお話や養殖場所もヨーロッパの森を再現するための気温や湿度調整とかなり維持管理は苦労とコストを伴うとの事です。しかし社長の夢や熱い思いを聴くことが出来、元気をもらうことが出来ました。エスカルゴの試食や生きたエスカルゴを手に乗せてみたりと普段では味わえない体験が出来、部員一同、とても満足のいく研修会となりました。

金融サービス部会では9月18日(日)中津川市にある(株)サラダコスモが経営する「ちこり村」を視察しました。
サラダコスモは豆もらしやかいわれ大根等を生産している会社でしたが、農家の後継者不足や休耕地の増加等、農業環境が厳しい中、地元で何か特産品をつくり食料自給率の向上、休耕地の活用等が出来ないかと考え、2006年に地元農業者と競合しないヨーロッパの野菜「ちこり」の栽培を開始しました。
「ちこり」は血糖値の上昇を抑制するイヌリンや食物繊維も豊富で欧米では糖尿病患者の食事に用いられているそうです。
また「ちこり」や「ちこりの芋部分」を加工し、焼酎やお茶、お菓子等、新たな商品づくりには多くの創意工夫を感じることが出来ました。
そして「ちこり村」で働く人は地元高齢者の雇用を推進し、「ちこり」の認知度を高めようと見学工 場の設立等を行うなど地域に根付いた経営方針はとても参考になりました。その後は、水引工芸館の見学や天竜峡ライン下りを堪能し充実した内容の研修会となりました。
青年部では9月22日、笠松町商工会館研修室にて「第2回部員研修会」を実施しました。
今回は「どんぶり勘定からの脱却!零細企業生き残り術」をテーマにして、講師に公認会計士である「三浦 陽平」氏をお招きして講演頂きました。
三浦氏は25才の時に合格率3%〜4%という難関の公認会計士試験二次試験合格。現在は中小企 業のCFOとして、中小企業の税務処理とともに財務戦略提案・弁護士と連携した企業再生の力を入れています。
今回は、資金繰り難や新事業展開、取引先開拓など実際の事例をもとに「問題に気付く、意識改革、 目先に囚われない状況判断再検討・再構築、情報の整理、常に危機感を持つ」など経営を良くし、 生き残るためのキーワードが沢山盛り込まれた、素晴らしい講演を聞くことが出来ました。

岐阜労働局では県内で働くすべての労働者に適用される「岐阜県最低賃金」を10月1日 から 時間額とするよう改正しました。

「岐阜県最低賃金」は常用、臨時、パート、アルバイトといった雇用形態に関係なくすべての労働者に適用されます。   
※特定の産業には特定(産業別)最低賃金が定められています。

最低賃金特設サイト http://www.saiteichingin.info/